関連情報 学術発表・報道

  • 促通反復療法の片麻痺上肢への治療効果を科学的に検証

    ● 促通反復療法の理論と電気・振動・磁気刺激など併用療法を含めて、片麻痺上肢への治療効果について、多くの科学的検証の結果を脳卒中の急性期、回復期、慢性期に分けて、分かりやすく説明しています。

     和田善行: 特集 脳卒中患者の上肢に対する理学療法up to date; 脳卒中患者の上肢に対する促通反復療法(川平法)の効果と経過, 理学療法ジャーナル 53 (7): 671-680, 2019

     

  • 振動刺激が廃用性筋萎縮の回復を促進, 動物実験

    ・ ネズミの後肢を1週間拘束すると廃用性筋萎縮が生じる。この後肢の足底部にハンドマサッサジャー(90Hz, 15分)を2週間与えると、振動刺激を与えなかったネズミの後肢に比べて長指伸筋とヒラメ筋の廃用性変化の回復が促進された。

    (Usuki F, et al: Local Vibration Stimuli Induce Mechanical Stress-Induced Factors and Facilitate Recovery From Immobilization-Induced Oxidative Myo ber Atrophy in Rats. Front. Physiol. 10:759. doi: 10.3389/fphys.2019.00759)

  • 促通反復療法のMAS、F波、FAM, ARATへの効果; 回復期片麻痺

    ・ 回復期片麻痺への促通反復療法の効果: MAS、F波、FAM, ARAT
     回復期脳卒中患者を対象に, RFEと通常治療を4週間実施した.RFE群はMASの低下はなかったが、F波の減高とFMA, ARATが改善した。F波の減高とFAMやARATの改善との相関はなかった。通常治療群はF波、FAMやARATの変化が無かった。

    (Etoh S, et al: Effects of Repetitive Facilitative Exercise on Spasticity in the Upper Paretic Limb After Subacute Stroke, Journal of Stroke and Cerebrovascular Diseases, 27 (10): 2863-2868, 2018)
     

  • 振動刺激痙縮抑制法; アメリカの脳卒中治療ガイドラインで推奨

    ・ 振動刺激痙縮抑制法(direct application of vibratory stimuli: DAViS)が「アメリカの脳卒中治療ガイドライン」で痙縮への治療として推奨されています。

    (Guidelines for Adult Stroke Rehabilitation and Recovery; American Heart Association/American Stroke Association, Winstein CJ, et al: Guidelines for Adult Stroke Rehabilitation and Recovery: A Guideline for Healthcare Professionals From the American Heart Association/American Stroke Association. Stroke. 2016; 47(6):e98-e169.)

  • 学術とマスコミ

    新刊書
    1) 再生医療とリハビリテーション. 編集: 川平和美, 弓削類, 紀ノ岡正博, 三輪書店, B5 / 190頁 / 2018年
     今後の臨床経験の蓄積によって、更に発展していく「再生医療」、「リハビリテーション」、「ロボット」について、
      各領域の最先端を知る研究者が分かりやすく説明しています。
    2) 川平和美, 下堂薗恵, 野間知一: 片麻痺回復のための運動療法, 医学書院, 2017年6月
    3) 川平和美 (監修): 脳卒中片マヒのリハビリ; 入院中から始める「川平法」
    小学館、2017年9月

    治療ガイドライン
    1) 上肢機能障害に対するリハビリテーション.  促通反復療法 (推奨する)
    脳卒中治療ガイドライン2015.日本脳卒中学会・他(編), 2015,pp 292-294.

    学術論文
    1) 川平和美: 促通反復療法を訓練用ロボ……