小児片麻痺へ促通反復療法の薦め

2018年01月1日

小児片麻痺へ促通反復療法の薦め

 小児片麻痺への効果的な治療法はありませんでしたが、指導を受けた家族による促通反復療法は麻痺を改善させます。
 慢性期の小児片麻痺(5名)と脳性麻痺(1名)の検討で、上下肢の麻痺が有意に改善し、重度片麻痺例(女児, 7才, 小学2年生)でも3年間の治療継続で, 麻痺側上肢と手指の改善(上肢BRS: III→V, 手指: II→IV, STEF: 0→6)があり、学校活動や遊びでの上肢の使用が増えました。
 ご家族が促通反復療法研究所で手技を勉強され、在宅での治療をお薦めします。

1) 木佐俊郎、酒井康生、藤原 綾: 小児片麻痺への家族による促通反復療法 の応用と工夫. クリニカル リハビリテーション 36 (5): 611- 615 2017
2) 萬谷和日子、他: 実践報告, 慢性期片麻痺の上肢に対し促通反復療法が有効だった小児の1例. 作業療法 36 (6): 619-625, 2017