お知らせ

2024年09月17日

脳の神経路を再建・強化して、麻痺を改善する促通反復療法

― 日本発の画期的な治療法 / 慢性期にも効果 ―

近年の脳神経科学の伸展によって、脳卒中片麻痺へのリハビリ治療は大きく効果を高めています。特に著者が開発したのが画期的な促通反復療法(川平法)は、長年の麻痺患者のリハビリ治療と脳の基礎研究で確信した「脳の可塑性」を背景しています。その大きな治療効果は急性期、回復期、発症後6カ月の慢性期でもランダム化比較試験などの科学的効果検証により実証されています。しかも、患者は治療者の指示に従い20 〜40分間、麻痺肢を動かす努力をすればよいのです。
本書では、促通反復療法の普及を阻む問題点、治療理論と手技、電気・振動・経頭蓋磁気刺激との併用療法、形成・発展の経過についても解説しています。医療従事者には実践的な知識として、患者・家族には麻痺改善の希望の光となる一冊です。

定価+消費税: 1760円、発売: 幻冬舎 9月下旬の発売予定