お知らせ

2020年06月3日

慢性期脳卒中, ボツリヌスと促通反復療法で仕事で役立つ手へ

タイトル: 慢性期片麻痺上肢へのボツリヌス治療と促通反復療法併用で仕事でも役立つ手まで改善した一例.

著者: 吉村裕子, 林千遥, 池田裕哉, 野上予人, 西田英司, 川平和美
掲載誌: OTジャーナル 54 (11): 1247-1251, 2020.

要旨: 脳卒中発症から7カ月経過した重度片麻痺の50代男性に,促通反復療法を含む外来リハ (40分,2回/週)とボツリヌス治療(以下, BTXA治療)を併用した. BTXA治療前に患者と具体的目標について協議した. 促通反復療法とBTXA治療併用療法から痙縮の軽減と麻痺の改善があって,麻痺手でコップを持って洗える役立つ手となりようになって,Br-stageがIIIからIVへ,  STEFが0点から48点へ, 主観的満足度も0点から10点へと改善した. BTXA治療前, 治療の目標とリハについて患者と協議することが重要である.