お知らせ

2020年06月24日

頚部癌の術後麻痺(僧帽筋と胸鎖乳突筋)への促通反復療法併用が効果

タイトル: 頸部郭清術後の僧帽筋と胸鎖乳突筋麻痺に対し電気刺激と促通反復療法の併用が効果的であった中咽頭後壁癌の1症例.

著者: 久津輪 正流、原田 博之

癌と化学療法 47 (10):1481-1484, 2020.

要約: 中咽頭後壁癌への内視鏡的中咽頭腫瘍摘出術と両頸部郭清術を受けて、術後に僧帽筋と胸鎖乳突筋の麻痺による肩関節の機能障害や右手の腫脹、嚥下障害が生じた70代の男性。僧帽筋と胸鎖乳突筋の麻痺に対して電気刺激と促通反復療法を併用するリハビリテーション治療と嚥下障害への治療を受け、麻痺や嚥下機能の改善があり、術後の放射線療法による機能低下も比較的短期間で回復し自宅退院となった。152日の長期入院にもかかわらず、術後二次的なサルコペニアを呈することはなかった。