お知らせ

2020年07月7日

AR2リーチングロボット訓練, ADLでの上肢使用を増加か?

タイトル: 脳卒中片麻痺上肢へのリーチングロボットを用いたリーチング訓練の上肢の機能と日常生活使用への効果
著者: 木村佳奈,髙見美貴,川平和美
掲載誌: 作業療法 39 (5): 537-547, 2020.

要旨:片麻痺上肢のロボット訓練が, 上肢の機能や日常生活での使用状況に与える影響ついての検証は少ない. 今回, 回復期片麻痺15例 (発症から訓練開始までの期間: 76±22 日, BRS: 上肢Ⅲ -Ⅴ, 手指 Ⅲ – Ⅵ)に, 促通機能付き上肢リーチングロボットの上肢リハビリ装置CoCoroeAR2 (以下、AR2) でのAR2リーチング訓練 (2W) とサンディングブロック・リーチング訓練 (2W) をA1-B-A2デザインで行い, 各期のリーチング回数やFMA とMAL の変化を比較した. その結果, MALの改善はA2期で有意で, 利き手例ではAR2リーチング訓練とMALの改善と関連があったことからAR2リーチング訓練は日常生活での麻痺肢の使用拡大につながる可能性がある.