関連情報 学術発表・報道

  • 回復期リハビリテーション病棟における機能再建へのアプローチ

    世界に誇る回復期病棟制度を生かした多職種による集中的な先端的なリハ治療(持続的電気刺激下の促通反復療法, 振動刺激痙縮抑制法, ロボット訓練)が回復期病棟における効率的な機能再建とADL向上を実現する。

    大浜倫太郎, 下堂薗恵:  回復期リハビリテーション病棟における機能再建へのアプローチ. Jpn J Rehabil Med 58: 505-509, 2021

  • 促通反復療法がめざす「患者に優しい」治療への展開 :より効果的 (効果/治療時間)な基盤的治療へ

    脳卒中患者と治療者の願いは「スイスイ楽に歩くこと」・「楽に手で物を使う」ことを可能にする「患者に優しい」治療の実現です。これを妨げている「常識」を修正するため、「健側立脚」の重視、効果的な併用療法「促通反復療法など+神経路の興奮水準の調整」の研究促進を強調しています。

    要約: 「患者に優しい; 患者に無駄をさせない」治療を目指すには患者が治療者の指示に従って努力すると容易に目標の運動の実現することを可能にすることが前提となります。それには, 神経路の興奮水準の調整と促通反復療法との併用療法はその基盤的な治療法となる可能性があります。今後、この研究開発が目標への大きな前進をもたらすでしょう。

    川平和美: 教育講座; 促通反復療法がめざす「患者に優しい」治療への展開 :より効果的 (効果/治療時間)な基盤的治療へ. Jpn J Rehabil Med 58 (3): 289-296, 2021.

  • 学術とマスコミ

    学術論文

    1) 豊栄峻, 岩澤詩織, 甲斐惇平, 重信恵三, 川平和美: 成人脳性麻痺者の頚髄症に対する持続的電気刺激下の促通反復療法と 促通機能付き上肢リーチング ロボット訓練が上肢機能に与える影響 ─ケーススタディ─. 作業療法 38 (5): 517-523, 2019

    2) 和田善行, 池上聡子,石川定, 降矢芳子, 川平和美: 慢性期脳卒中片麻痺患者に対する促通反復療法の痙縮減弱効果. 理学療法科学 34(5):569-574,2019

    3) 小林賢祐,石川定, 和田善行, 徳田光紀, 脇本謙吾, 川平和美: 脳卒中片麻痺上肢に対する併用促通反復療法(電気・振動刺激併用)の治療開始時期と麻痺重症度と麻痺改善量との関連. 理学療法科学 35 (5): 639-646, 2020.

    4) 吉村裕子, 林千遥, 池田裕哉, 野上予人, 西田英司, 川平和美: 慢性期片麻痺上肢へのボツリヌス治療と促通反復療法併用で役立……

  • ランダム化比較試験: 促通反復療法とボツリヌス療法の併用が麻痺の改善を拡大

    ランダム化比較試験: 慢性期片麻痺患者で促通反復療法単独(4W)とボツリヌス療法併用の促通反復療法(4W)の効果(麻痺、物品操作能力)を比較し、促通反復単独でも改善したが、ボツリヌス療法併用の促通反復療法が有意に効果が大きかった。

    Hokazono A, Etoh S, Jonoshita Y, Kawahira K, Shimodozono M: Combination therapy with Repetitive Facilitative Exercise Program and Botulinum Toxin Type A to improve motor function for the upper-limb spastic paresis in Chronic Stroke: A Randomized Controlled Trial.  J Hand Ther. 2021 Jan 26:S0894-1130(21)00024-7. doi: 10.1016……

  • 振動刺激痙縮抑制法; アメリカの脳卒中治療ガイドラインで推奨

     振動刺激痙縮抑制法(direct application of vibratory stimuli: DAViS)が「アメリカの脳卒中治療ガイドライン」で痙縮への治療として推奨されています。

    (Guidelines for Adult Stroke Rehabilitation and Recovery; American Heart Association/American Stroke Association, Winstein CJ, et al: Guidelines for Adult Stroke Rehabilitation and Recovery: A Guideline for Healthcare Professionals From the American Heart Association/American Stroke Association. Stroke. 2016; 47(6):e98-e169.)