対象となる方

脳卒中による片麻痺(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
脊髄損傷による四肢麻痺、対麻痺(頸随・胸髄・腰髄の損傷)
の患者さんで回復期のリハビリが終了した方、
発症から6ヶ月以上経ったがもっと改善を希望する方。
脳卒中では発症より6ヶ月以上経つても足や手に麻痺が残っている方。
手や指の曲げ伸ばしが少し出来る方。
介助で歩行が出来る方がリハビリの対象になります。
麻痺を少しでも改善したいと願っておられる方へ新たな治療を提供し、
麻痺の改善をお手伝いしたいと願っています。

  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • くも膜下
  • 脊髄損傷

川平法とは?

麻痺した手や足を操作(促通治療)することで意図した運動(随意運動)を実現し反復することで、それに必要な大脳から脊髄までの神経回路を再建・強化することを目的とした治療法です。

脳科学の研究(NIRS: 脳血流の変化)によって、促通反復療法が脳の可塑性を促進し、効率的に機能回復を進めることが証明されます。

脳卒中片麻痺へのリハビリの変革を科学的に解説・紹介したNHK番組です。

リハビリの内容は?

促通反復療法( 川平法)を用いて、セラピストが個別治療を行い、麻痺や歩行、日常生活動作の改善をめざします。治療効果を高めるために、不快ではない程度の電気刺激、振動刺 激などを併用します。

指の操作

個々の指の運動の回復を目指した治療です。

前腕の電気刺激下の操作

弱い電気刺激下で促通を行なうと、より効果的な治療となります。

健側立脚を重視した歩行促通法

歩行中に促通刺激を与えて、健側立脚を強化して円滑な歩行を実現します。

電気刺激下の歩行訓練(平行棒内)

臀部や腰部への弱い電気刺激下で歩行促通を行なうと、より効果的な治療となります。

電気刺激と歩行促通法を併用した歩行訓練

電気刺激(両側中殿筋と前脛骨筋)+歩行促通の歩行訓練、平行棒外。

振動刺激痙縮抑制法と電気刺激併用での痙縮抑制

振動刺激を痙縮筋あるいは痙縮筋の収縮を起こす部位に与えて、数分で痙縮を抑制できますから、従来の長いリラクゼーションは不要です。電気刺激を併用すると更に効果的に。治療時間の多くを効果的な治療に当てます。

全身振動用機器(パワープレート)による痙縮抑制と健側強化

両下肢と体幹へ振動刺激を与えると、麻痺肢の痙縮抑制と健側下肢と体幹の運動機能が向上します。

促通機能付きリーチングロボットでの上肢を上方へ挙げる訓練

この革新的なロボットは患者が上肢を上方へ伸ばそうと努力すると、上肢の支えに加えて、電気刺激と振動刺激を用いて、上肢を上方へ伸ばそうとする運動を生じさせる(促通機能)を有します。

料金・時間

27,000円(医療保険は適応されません。)
120分(個別治療60分+実技練習60分)

領収書および交通費の明細書を保管下さい。
確定申告の際に医療費控除が出来ます。

川平和美 プロフィール

鹿児島大学 名誉教授
鹿児島大学大学院 客員研究員
国際医療福祉大学大学院 特任教授
藤田保健衛生大学 客員教授

川平和美
1974 年 鹿児島大学医学部 卒業
1988年 鹿児島大学医学部 リハビリテーション医学講座 助教授
(併任 : 霧島リハビリテーションセンター)
1990年 京都大学霊長類研究所 神経生理部門 留学
1991年 National Institute of Health (NIH) 留学
2005年 鹿児島大学大学院 リハビリテーション医学分野 教授
2013年 定年退職
2016年4月 促通反復療法研究所<川平先端リハラボ> 所長

私は、38年間、霧島リハビリテーションセンター(霧島分院:昭和63年)でリハビリテーション科医として、毎日、訓練室で片麻痺患者の運動療法と作業療法を行って来ました。
この間、大学の教官(助手、講師、助教授、教授)として、医学生や医師への教育と指導の他に、脳卒中の片麻痺の新たな治療法や訓練用ロボットの研究と開発に努め、現在も、その成果である促通反復療法と新たな電気刺激法や振動刺激法、ロボットを併用する新たな治療法の研究・開発を進めています。

講習会のご案内

理学療法士・作業療法士・医師向け講習会のご案内

  • 入門講座 (実技講習5日間)
    初めて促通反復療法を受講するコース

    講習内容:
    促通反復療法の理論、手技、臨床への適用法の習得

    ※講座開始まで「片麻痺回復のための運動療法- 促通反復療法「川平法」の理論と実際 第2版(DVD付)」(医学書院)を予習した上で持参ください。

    講習時間:
    9:00~18:00

    受講料:
    5日間 100,000円
    ※入門講座受講者は期間中、ナイトセミナーの開催があれば無料で参加可能です。

    詳細はこちら

  • ナイトセミナー

    基礎クラス(火曜日):促通反復療法の研修会を初めて受講
    2)中級•上級クラス(水曜日):促通反復療法の研修会受講者 (霧島リハセンター研修会•一日研修会)

    ※講座開始まで「片麻痺回復のための運動療法-促通反復療法「川平法」の理論と実際 第2版(DVD付)」(医学書院)を予習した上で持参ください。

    講習時間:
    18:30~21:00

    受講料:
    1回 8,000円

    詳細はこちら

促通反復療法(川平法)の関連情報

研究会、研修会、講演、学術発表、報道などを掲載します。

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学術とマスコミ

学術論文
1)Etoh S, Noma T, et al: Effects of repetitive facilitative exercise with neuromuscular electrical stimulation, vibratory stimulation and repetitive transcranial magnetic stimulation of the hemiplegic hand in chronic stroke patients. Int J Neurosci. 2016; 126(11):1007-10012.
促通反復療法との併用療法(電気刺激、振動刺激、経頭蓋磁気刺激)の効果を比較。
2) Usuki F and Tohyama S: Three Case Reports of Successful Vibration Therapy of the Plantar Fascia for Spasticity Due to Cerebral Palsy-LikeSyndrome, Fetal-Type Minamata Disease. Medicine 95 (15): 1-4, 2016 
胎児性水俣病への振動刺激痙縮抑制法と促通反復療法で効果
3) 兒島朋史, 松元秀次, 他: 促通反復療法と神経筋電気刺激の併用療法により上肢機能が改善した慢性期脳卒中片麻痺の1例. 作業療法ジャーナル 50 (2): 201-204, 2016
4) 川平和美, 余永, 下堂薗恵: リハビリテーションロボットに求められるものは?. 日本機会学会誌 119 (1166): pp14-16, 2016
5) 大郷和成: 片麻痺の方への促通反復療法; OT実際編 脳卒中片麻痺の新たな治療法 促通反復療法. 臨床作業療法13 (1), pp59-63, 2016

書籍
1) 川平和美: 患者さんに無駄(試行錯誤、迂回)をさせないリハ; 「川平法」(促通反復療法)を語る. 月刊スポーツメディスン 181 (6): 18-24, 2016 
2) 第200回 促通反復研究所(川平先端リハラボ)所長 川平和美先生 no.1 〜http://1post.jp/2016/08/08/interview_sokutu_kawahira01/
3) 川平和美: 100歳でも機能はよみがえる. 週間東洋経済: 92-93, 10月8日, 2016 

新聞
1) 最新の水俣病治療発表; 国水研の研究者や大学教授.
読売新聞 2016年1月31日
2) 脳卒中リハビリ「川平法」で成果, 神経回路再生, 効率的に促す.
  神戸新聞 2016年2月11日
3) 促通反復療法普及へ. 川平鹿大名誉教授 東京に研究拠点.
  南日本新聞 2016年8月10日

促通反復療法のエビデンス(PDF)

関連情報 学術とマスコミ

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