対象となる方

脳卒中による片麻痺(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
脊髄損傷による四肢麻痺、対麻痺(頸随・胸髄・腰髄の損傷)
の患者さんで、もっと麻痺や歩行の改善を希望される方。

私共は皆さまに強力な治療を提供したいと願っています。

  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • くも膜下
  • 脊髄損傷

川平法とは?

麻痺した手や足を操作(促通治療)することで意図した運動(随意運動)を実現し反復することで、それに必要な大脳から脊髄までの神経回路を再建・強化することを目的とした治療法です。

脳科学の研究(NIRS: 脳血流の変化)によって、促通反復療法が脳の可塑性を促進し、効率的に機能回復を進めることが証明されます。

脳卒中片麻痺へのリハビリの変革を科学的に解説・紹介したNHK番組です。

リハビリの内容は?

促通反復療法(川平法)を用いて、セラピストが個別治療を行い、麻痺や歩行、日常生活動作の改善をめざします。治療効果を高めるために、不快ではない程度の電気刺激、振動刺激などを併用します。

指の操作

個々の指の運動の回復を目指した治療です。

前腕の電気刺激下の操作

弱い電気刺激下で促通を行なうと、より効果的な治療となります。

健側立脚を重視した歩行促通法

歩行中に促通刺激を与えて、健側立脚を強化して円滑な歩行を実現します。

電気刺激下の歩行訓練(平行棒内)

臀部や腰部への弱い電気刺激下で歩行促通を行なうと、より効果的な治療となります。

電気刺激と歩行促通法を併用した歩行訓練

電気刺激(両側中殿筋と前脛骨筋)+歩行促通の歩行訓練、平行棒外。

振動刺激痙縮抑制法と電気刺激併用での痙縮抑制

振動刺激を痙縮筋あるいは痙縮筋の収縮を起こす部位に与えて、数分で痙縮を抑制できますから、従来の長いリラクゼーションは不要です。電気刺激を併用すると更に効果的に。治療時間の多くを効果的な治療に当てます。

全身振動用機器(パワープレート)による痙縮抑制と健側強化

両下肢と体幹へ振動刺激を与えると、麻痺肢の痙縮抑制と健側下肢と体幹の運動機能が向上します。

促通機能付きリーチングロボットでの上肢を上方へ挙げる訓練

この革新的なロボットは患者が上肢を上方へ伸ばそうと努力すると、上肢の支えに加えて、電気刺激と振動刺激を用いて、上肢を上方へ伸ばそうとする運動を生じさせる(促通機能)を有します。

料金・時間

27,000円(医療保険は適応されません)
 支払い: 木曜日は現金のみ、他の日はカードと現金での支払いが出来ます。
120分(個別治療60分+実技練習60分)

領収書および交通費の明細書を保管下さい。
確定申告の際に医療費控除が出来ます。

川平和美 プロフィール

鹿児島大学 名誉教授
鹿児島大学大学院 客員研究員
国際医療福祉大学大学院 客員教授
藤田保健衛生大学 客員教授

川平和美
1974 年 鹿児島大学医学部 卒業
1988年 鹿児島大学医学部 リハビリテーション医学講座 助教授
(併任 : 霧島リハビリテーションセンター)
1990年 京都大学霊長類研究所 神経生理部門 留学
1991年 National Institute of Health (NIH) 留学
2005年 鹿児島大学大学院 リハビリテーション医学分野 教授
2013年 定年退職
2016年4月 促通反復療法研究所<川平先端リハラボ> 所長

私は、鹿児島大学の教官(助手、講師、助教授、教授)として、医学生や医師への教育と、脳卒中の片麻痺の新たな治療法や訓練用ロボットの研究と開発を進め、現在、その成果である促通反復療法と新たな電気刺激法や振動刺激法、ロボットを併用する革新的な治療法の実践と研究・開発を進めています。

講習会のご案内

理学療法士・作業療法士・医師向け講習会のご案内

  • 入門講座(実技講習5日間)
    初めて促通反復療法を受講するコース

    中上級講座(実技講習5日間)
    促通反復療法の技術と応用力を高めるコース

    講習内容:
    促通反復療法の理論、手技、臨床への適用法の習得

    ※講座開始まで「片麻痺回復のための運動療法- 促通反復療法「川平法」の理論と実際 第3版(DVD付)」(医学書院)を予習した上で持参ください。

    講習時間:
    9:00~18:00

    受講料:
    5日間 100,000円
    ※受講者は期間中、ナイトセミナーの開催があれば無料で参加可能です。

    詳細はこちら

  • ナイトセミナー

    基礎クラス(火曜日):

    促通反復療法の研修会を初めて受講

    中級・上級クラス(水曜日):

    促通反復療法の研修会受講者(霧島リハセンター研修会・一日研修会)、ナイトセミナー基礎クラスの複数回受講者

    ※講座開始まで「片麻痺回復のための運動療法-促通反復療法「川平法」の理論と実際 第3版(DVD付)」(医学書院)を予習した上で持参ください。

    講習時間:
    18:30~21:00

    受講料:
    1回 8,000円

    詳細はこちら

促通反復療法(川平法)の関連情報

研究会、研修会、講演、学術発表、報道などを掲載します。

一般の方へ
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専門職の方へ
  • 研修会 促通反復療法; 講演とデモ、リーチングロボット(AR2: 安川)を体験; 北海道, 仙台、京都、金沢

    北海道: 平成29年11月 4日(土)、午後
    仙台市: 平成29年12月16日(土)、午後
    京都市: 平成30年 1月13日(土)、午後
    金沢市: 平成30年 1月27日(土)、午後 講演
    1) 促通反復療法の理論と効果 (電気・振動・磁気刺激・ボツリヌス併用)
       デモ: 受講生が患者役で治療を体験 
    川平 和美 促通反復療法研究所、鹿児島大学名誉教授
    2) 低周波電気刺激の臨床応用
    青山 浩樹 伊藤超短波株式会社 ロボット体験:
      新世代型の促通機能付きリーチングロボット(AR2: 安川電気)を体験
     上方へも楽にリーチング: コンピュター制御のモーター能動免荷+運動閾値の
    持続的電気刺激+機能的振動刺激

  • 研修会 第5回「促通反復療法(川平法)の理論と実技」勉強会, 2017, 11 月 12 日,伊万里

    日時: 平成 29 年 11 月 12 日(日) 9:00~16:00 
    講師: 川平 和美 先生(促通反復療法研究所; 川平先端リハラボ所長)
    会場: 伊万里市 山元記念病院
    対象: 理学療法士 作業療法士 リハビリ関連職種
    参加費: 7000円
    申し込み: sokuhan.saga@gmail.com
    申込締切: 平成29年10月31日 (火)  
    定員: 40名

  • 研修会 講演会と実技講習; 29年10月15日, 因島

    日時: 2017年10月15日(日)午後1時~5時
    会場: 因島医師会介護老人保健施設ビロードの丘
    講演: 促通反復療法の神経系再生医療への展開
       ~特異的な神経路の再建能力を活かす~
     *実技講習あり。
    講師: 川平和美 促通反復療法研究所 所長
    対象: 医師、理学療法士、作業療法士 
    参加費: 2,000円
    申し込み: 事前申し込みが必要。期限:平成29年10月6日(金)まで
    E-mail: rehabiri-club.1982@yacht.ocn.ne.jp

  • 研修会 NDK横浜研修; 脳卒中に対する促通反復療法, 12月23日(土)

    日時:平成29年12月23日(土) 10:00~16:00
    会場:ウイリング横浜
    講演とデモ: 脳卒中に対する促通反復療法
    講師: 川平和美
    申し込み: ndkyokohama.net/program.html
    *青山氏(伊藤超短波社)の電気刺激法の講演もあり、革新的な治療戦略を学べます。

  • 研修会 川平法応用講習会II (平成29年 11月5日)

    期日:川平法応用講習会Ⅱ 平成29年11月5日(日), 9時~16時
    会場:奈良リハビリテーション専門学校(奈良県生駒市東生駒1-77-3)
    講師:平成記念病院 理学療法士 石川 定, 和田 善行
    内容:促通反復療法の応用理論(講義)と実技(基本手技以外の手技の実習)
        応用講習会Ⅱで異なる上下肢の手技を各々約20種類
    対象:理学療法士、作業療法士  定員:30名(先着順)
    受講料:会員3,000円 会員外8,000円
    申し込み:ホームページから
    問い合わせ先:奈良川平法研究会事務局(平成記念病院リハビリテーション課内) 石川 定
           電話:0744-29-3300 Eメール:narakawahira@gmail.com

  • 研修会 第51回 新しい片麻痺への促通反復療法(川平法)実技講習会(愛知)

    期日:平成29年12月3日(日)、9:30 〜 16:30
    会場:藤田保健衛生大学医療科学部7号館
    講習内容: 促通反復療法の理論と手技、臨床への適用
    対象:OT、PT、医師
    費用:20,000円(昼食代込み)*養成校・大学等の教員の優待枠あり。
    定員:100名
    受付期間: 〜 11月10日12: 00 まで
    申込方法: http://www.gene-llc.jp/ (事務局代行: 株式会社 gene)

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学術とマスコミ

平成29年8月13日, テレビ愛知 「データで解析!サンデージャーナル」:本当に怖い“夏の脳梗塞”あなたは大丈夫!? の中で、促通反復療法が「常識を覆す奇跡のリハビリ法」として紹介された。

慢性期片麻痺へのリハビリテーションは治療への制約が多く、短い時間、かつ低頻度でも麻痺改善が期待できる治療法が求められています。 持続的電気刺激下の促通反復療法と振動刺激痙縮抑制法の併用治療法 (30分/日、2回/週)は、老健利用者への3カ月間の治療で、通常の治療より片麻痺を大きく改善させました。この併用療法が大きな効果を生むのは、(1)振動刺激痙縮抑制法によって神経路の興奮水準の調整 (運動路: 痙縮筋の抑制と拮抗筋の抑制減少、感覚路: 興奮水準が上昇)、(2) 運動閾値の持続的電気刺激と促通反復療法によって、患者が意図した運動と反復が容易になったからと考えられます。 今後、この併用療法の片麻痺リハビリテーションへの普及が待たれます。

(林拓児、他: 通所リハビリテーションに於ける慢性期脳卒中片麻痺上肢への促通反復療法と治療的電気刺激・振動刺激との併用による麻痺改善効果. 理学療法科学 32(1):129-132,2017

不全頚髄損傷例の肩肘の運動(20分)にリーチングロボット(コンピュータ制御モーター能動免荷+促通機能: 持続的電気刺激、機能的振動刺激; 安川電気)訓練と促通反復療法(肩・肘)を2週間づつ交互に実施した。訓練中の肩肘の運動は促通反復療法が200回/日、リーチングロボットが400-500回/日だった。肩肘の機能改善は両期間にあったが、肩屈曲の拡大はリーチングロボット訓練の期間に見られた。

Hoei T, et al: Use of an arm weight-bearing combined with upper-limb reaching apparatus to facilitate motor paralysis recovery in an incomplete spinal cord injury patient: A single case report Journal of Physical Therapy Science 29: 176-180, 2017

新刊書
1) 川平和美, 下堂薗恵, 野間知一: 片麻痺回復のための運動療法, 医学書院, 2017年6月
2) 川平和美 (監修): 脳卒中片マヒのリハビリ; 入院中から始める「川平法」
小学館、2017年9月

治療ガイドライン
1) 上肢機能障害に対するリハビリテーション.  促通反復療法 (推奨する)
脳卒中治療ガイドライン2015.日本脳卒中学会・他(編), 2015,pp 292-294.

学術論文
1) 下堂薗恵、野間知一、宮田隆司: 電気刺激療法ー最新の知見と展望; 電気刺激と促通反復療法の併用効果. Jpn J Rehabili Med 54: 583-586, 2017

2) Arima M, et al: Improvement and Neuroplasticity after Combined Rehabilitation to Forced Grasping.
Case Reports in Neurological Medicine 2017: 1-7, 2017
強制把握と痙縮にボツリヌス治療と電気刺激下RFEの併用が有効であった。ピンチ中の脳血流はボツリヌス治療後の持続的
電気刺激下では障害半球のsensorimotor cortexと medial frontal cortexに集約した。

3) Tomioka K, et al: Short-term effects of physiotherapy combining repetitive facilitation exercises
and orthotic treatment in chronic post-stroke patients.
Journal of Physical Therapy Science 29: 212–215, 2017.
慢性期片麻痺患者への4週間の促通反復療法と装具療法によって、下肢の麻痺と歩行能力の改善があった。

4) Matsumoto S, et al: Outcomes of repetitive facilitation exercises in convalescent patients after stroke with impaired health status. Brain Injury 30 (13-14):1722-1730, 2016.
促通反復療法を含む治療プログラムは回復期病棟のリハ治療成績と健康関連QOLを向上させる高度に有効な治療法である。

5) Hoei T, et al: Use of an arm weight-bearing combined with upper-limb reaching apparatus to facilitate motor paralysis recovery in an incomplete spinal cord injury patient: A single case report. Journal of Physical Therapy Science 29: 176-180, 2017
不全脊髄損傷例の肩肘の運動にリーチングロボット(モーター能動免荷+促通機能)訓練を実施し、効果を比較した。

6) Etoh S, Noma T, et al: Effects of repetitive facilitative exercise with neuromuscular electrical
stimulation, vibratory stimulation and repetitive transcranial magnetic stimulation of the hemiplegic hand in chronic stroke patients. Int J Neurosci. 2016; 126(11):1007-10012.
促通反復療法との併用療法(電気刺激, 振動刺激, 経頭蓋磁気刺激)の効果比較

7) 林 拓児,石川 定,河村 隆史,中川 大樹, 川平 和美: 通所リハビリテーションに於ける慢性期脳卒中片麻痺上肢への促通反復療法と治療的電気刺激・振動刺激との併用による麻痺改善効果. 理学療法科学 32(1):129-132,2017

8) 木佐俊郎、酒井康生、藤原 綾: 小児片麻痺への家族による促通反復療法
の応用と工夫. クリニカル リハビリテーション 36 (5): 611- 615 2017

10) 余永,兒玉瑞希,松脇広和,松元秀次,谷口康太郎,山中弘子,福田勇,下堂薗恵,川平和美: 促通反復療法に基づく片麻痺膝関節屈曲機能回復訓練装置の開発. 日本ロボット学会誌 35 (2): 239-248, 2017

書籍
1) 川平和美: 患者さんに無駄(試行錯誤、迂回)をさせないリハ; 「川平法」
(促通反復療法)を語る. 月刊スポーツメディスン 181 (6): 18-24, 2016

2) 第200回 促通反復研究所(川平先端リハラボ)所長 川平和美先生 no.1 〜
http://1post.jp/2016/08/08/interview_sokutu_kawahira01/

3) 川平和美: 100歳でも機能はよみがえる. 週間東洋経済: 92-93, 10月8日, 2016

学会発表 (促通反復療法研究所として)
1) 杉本誠, 遠藤敏, 北澤由紀恵, 進藤順哉, 川平和美:脳卒中片麻痺患者に於ける持続的電気刺激(両側の脊柱起立筋と中殿筋)併用の歩行への効果について
第8回日本ニューロリハビリテーション学会, 2017.4.22, 富山市

2) 杉本誠, 遠藤敏, 北澤由紀恵, 進藤順哉, 川平和美: 慢性期脳卒中片麻痺患者への促通反復療法と電気刺激、振動療法の併用が歩行に与える急性効果の検討.
第52回日本理学療法学術大会, 2017.5.12, 千葉市

3) 杉本誠、遠藤敏、北澤由紀恵、進藤順哉、川平和美: 片麻痺患者へ二つ振動刺激痙縮抑制法と促通反復療法併用の痙縮抑制効果
第54回日本リハビリテーション医学会学術集会, 2017.6.10, 岡山市  

4) 北澤由紀恵, 杉本誠, 遠藤敏, 進藤順哉, 川平和美: 物品操作が持続的電気刺激の増加により向上した慢性期片麻痺2例.
第54回日本リハビリテーション医学会学術集会, 2017年6月10日, 岡山市

5) 北澤由紀恵, 杉本誠, 遠藤敏, 進藤順哉, 川平和美: 持続的電気刺激下の促通反復療法と振動刺激抑制法により書字、タイピングが改善した右片麻痺の一例.
第51回日本作業療法学会, 2017年9月23日, 東京

新聞
1) 鹿県内大学 育て技術者
南日本新聞 2017年1月4日

促通反復療法のエビデンス(PDF)

関連情報 学術とマスコミ

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